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ダーウィンの日記1831年11月22日 [ダーウィンが行く]

ダーウィンの日記(デヴォンポート)

[日記仮訳]
(1831年11月)22日
船上に行き、おなじみのテーマである場所の不足ということで大慌てして帰ってきた。船にフィッツロイ艦長と一緒に戻ったのだが、彼は有能で人柄の良い工夫家であるから、彼が現れたとたんに引き出しそのものが拡大してすべての困難が解消するのである。
夕方、ヴィダル大佐とともに食事して、とても楽しく午後を過ごした。


[画像]ビーグル号の操舵輪を船尾に向かって見た図; 奥にPoop Cabinがあってダーウィンはその部屋(製図室でもある)の一画に自分の居所を割り当てられていました。そのPoop Cabinのさらに上が見張り用の甲板(Poop Deck;大きなコンパスが見えています)..


上の図は、ビーグル号に1831年から1836年まで士官候補生として乗っていたPhilip Gidley Kingが、後に1890年、ある出版社のために記憶に基づいて描いたもの。ダーウィンは彼と仲が良かったのか日記では単にKingとして何度も出てきます。

[注釈]フィッツロイ艦長によるPoop Cabinについての次のような言及[1839年出版の"航海記"]があります..
"操舵輪の上にpoop-deck[引用者注:見張り用甲板]が突き出していた。そしてその下に船室があった。言うまでもなく、極端なまでに小さいが、その大きさに反比例するかのように物がぎっしりと詰め込まれていた。"
"[O]ver the wheel the poop-deck projected, and under it were cabins, extremely small, certainly, though filled in inverse proportion to their size."

[日記原文]
22nd
Went on board & returned in a panic on the old subject want of room, returned to the vessel with Cap FitzRoy, who is such an effectual & goodnatured contriver that the very drawers enlarge on his appearance & all difficulties smooth away. — In the evening dined & spent a very pleasant afternoon with Capt Vidal. —


["ダーウィンが行く"について]
このシリーズで扱っているのはダーウィンが博物学者(naturalist;自然史学者)としてビーグル号に乗せてもらって航海に出ている時の日記です。訳文は私的な研究目的に供するだけの仮のものです。普通は全文を訳しますが日によっては原文全文と注釈または抄訳だけにとどめる場合もあります。抄訳の時はその旨を明示します。
[日記原典]
"Charles Darwin's Beagle Diary" ed. by R.D.Keynes, Cambridge U.P., 1988.


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